夜勤と投薬

夜勤と投薬

昔、内科で働いていて、夜勤の時は当直の医者が1人いるのですが、当直の医者は患者さんに何もなければ普通夜間は寝ています。

それでもいい先生の時は気軽に起こすこともできるのですが、大したこともなく当直の先生を起こすと「君はそんなことぐらいも対処できないのかね。」などと言われることもあります。

特に睡眠薬などは、勝手に看護師が患者さんにあげられないのに、夜中になって急に眠れないから睡眠薬をくださいと言いに来る患者さんがいるのです。

そんな患者さんが以前何か睡眠薬を飲んだことがあれば、記録をみて同じ薬を同じ分量でわたせるのですが、急に言いに来た患者さんには勝手には渡せません。

当直という仕事なのに医者というのは、本当に看護師に対しては上からの立場で接して来ます。

又、患者さんによっては、深夜を過ぎて明け方近くに眠れないから睡眠薬がほしいと言いにくるのです。

そんな患者さんに言われた通り睡眠薬を渡したら、次の日の朝起きることができなくなり朝ごはんを食べたり、検査を受けたりできなくなります。

そんな時は、ただの糖のカプセルを患者さんに「とても効果がある睡眠剤ですよ。」と言って渡すことがありました。

これはプラシーボ効果と言いますが、意外にそれでよく眠れたという人がいるから不思議です。

もちろん余りにも精神的に参っているような人には使えませんが、全く体に害もなく精神的アプローチによって眠れるようになるのですから患者さんにもいいですよね。
投薬については色々大変な思いもしました。

薬の飲み合わせや時間帯について、長く働くと知識もついてくるのですが、新しく入った先生の処方の仕方が違うと思ったとき必ず問い合わせなければなりませんでした。

たとえば、抗アレルギー効果のあるステロイド剤は朝と昼位までにのみ終わるようにしなければ、夜興奮して寝つきが悪くなるのに、夜内服と処方されていたり、麻薬系の鎮痛剤は便秘になりやすいので、下剤の処方もプラスしておいた方がいいのになされていなかったり。

しかしこういった事を先生に確認すると決まって不機嫌そうな顔をされます。

きっと看護師に言われたくないのだろうと思います。

医者は小さいころから頭がよくて、お金もちの子供として挫折を知らずに育ってきています。

きっと自分より目下の人に意見されるのがとても不愉快なのだと思います。

もちろん自分が患者として病院に行くときは、先生様さまですが、一緒に働いている時は余りいい印象がありません。

もちろんすべての先生の当てはまるとは言えませんが。

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