看護師が体験する死後の処置

看護師が体験する死後の処置

人間は必ず死の時を迎えますよね。

そして重病の患者さんが多い病院では、看護師として死後の処置は必ずやらなければならない仕事なんです。

しかも、よく引き潮時に人が亡くなる話は聞いていたけれど夜中の1時や2時に亡くなる人が結構おおいんですよ。

私はつい先日その死後の処置を真夜中に1人でしました。

部屋の中に遺体を私だけで処置するのです。

普通の人だったら怖いとかいう人もいるでしょうね。

でもこれが仕事なのだから仕方がないんです。

なんでこんなことになるのかって。

夜中に亡くなる人が多いから1人で死後の処置をしなくてはならなくなるんです。

昼間に比べると夜勤は人数が少なく2人とかで全部の患者さんをみています。

もう1人の看護師はほかの患者さんを見ていたり、事務業務をしたり色々とすることがあります。

また家族の方たちも先生に説明を聞いていたりして、死後の処置の間は病室の外で待っていることがほとんどなので、一人で処置をすることになるんです。

夜中の2時位でした。

それまで、色々点滴などをしていたので、部屋の中は騒然としています。

まずそういった点滴や経尿道カテーテルなどを全部きれいに取り除き、体をきれいに清拭します。

生きていた時と同じように丁寧に拭き上げるんです。

これがかなり大変で結構吐物や分泌物があるので綺麗にするのに時間がかかるんですよ。

また、1人でやるので力がかなりいるんです。

生きている人は、こっちを向いてくださいといえば向いてくれるからさほど力をいれなくても、体を拭くことはできるんですが、亡くなられた方は体も固くなっているので、1人でこっちを向けたりするのはとっても大変です。

その後家族がもってこられたきれいな洋服に着替えさせて手を組ませます。

その後霊安室に運ぶんですが、家族の方は葬儀屋さんに連絡に行っていたので、私1人でエレベーターにのせ別棟にある霊安室に運びこんだのですよ。

霊安室でも家族の方が来られるまでの数分間は私だけがそこで待っていました。

そこに怖いという感情はありませんが、よく考えたら真夜中の霊安室に私と亡くなられた患者さんだけなんですよね。

何年か前の私であれば考えられないことだなあとつくずく思うんです。

こんなことにもう慣れてしまっている自分がいるんですから。

これも一種の職業病なんでしょうか。

全く若い女の子のする仕事じゃないなあと思わされる時があるんです。

別にこの仕事が嫌なわけではないんですよ。

立派な仕事なんですけと人が亡くなることが普通になるような気がするんで、そこが一番怖いとおもうんです。

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